
時々、こんなこともするらしい。
杣人(そまびと)・・・?
ここ、もうちょっと日当たり良くしたいから切ろう。
その一言で、私の年齢の3倍はあろうかと思われる大木を切ってました。
根元から切りおとした大木を見ながら、男二人でどの枝を切っていけば危険じゃないか、
と話し合ってます。
・・・農家って、色んな仕事があります。
心なしか夫が、普段より張り切ってるような(笑)
私は切った枝をトラックに載せる仕事でしたが、数十年ぶりに大きな血豆ができました。
きのこが好きです。
中でも、しいたけが大好物。できることなら毎日でも食べたい!
なので、作ってみました。
3年前、家族4人で始めたしいたけ栽培。
夫が木を切り、ドリルで穴を開けたところに、子供たちと一緒にただひたすらしいたけ菌を打ち込んでいきます。
トンカチでトントン叩くのは仕事とは思えない、ちょっと楽しい作業。
案の定子供は早々に飽きてしまいましたが。
時期になると、毎日袋いっぱいに収穫できます。
忙しくて2、3日見に行かないと、大きく、とてつもなく大きくなって、かさもすっかり開いてしまいます。
原木しいたけは肉厚で香りも豊か。
たくさん採れた時は、いろんな形に切って干したり、冷凍したり。
そのまますぐ食べるより栄養価が増すようです。
最近は家の中で栽培するキットも売っているので、しいたけ好きの方にはお勧めです。
両親と夫の毎年末の大仕事、しめ飾り作り。
この仕事は夏、藁を選別し天日干しするところから始まります。
しめ縄の仕上がりの大きさによって、縄の重さを測り、半年近くかけて編んでいきます。
12月半ばになると家族総出で橙を収穫します。飾りに使うウラジロ、若葉も。
みかん山に1本だけ残る、樹齢100年と言われるゆずり葉の木にも登ります。
限られた期間でのとても忙しい仕事。
けれど、私はこの「お正月仕事」が大好きです。
来年もいい年になりますように。
来年こそいい年になりますように。
皆さんが新しい年に希望と願いを込めて準備する品を作る、幸せなお手つだいをさせてもらっている。
そんな気持ちになります
12月は年の瀬の準備で忙しく動いています。仕事…といえば休みがないのですが、家族と語らう時間もありながらですので楽しいものです。
今日は「だいだい」を収穫しました。澄み渡った青空とオレンジ色!お正月の色です。
だいだいは食用ではなく、お正月飾りに用います。
実は冬を過ぎても木から落ちず、そのまま木に置くと2-3年は枝についていることから「代々」…「だいだい」と呼ばれるようになったとか。
縁起物としてお正月の締め飾りや鏡餅に飾られるようになったのですね。
森田農園のホームページが完成いたしました。
まだ試運転ですが、今年中には本始動となります。
農業女子プロジェクトにも参加しており、また、これからの高知の農業・日本の農業が元気になるために、私たちのような小さな農業経営者が少しでも自分たちの力でできることをしていくことが大切ではないかと考え、家族会議の末、ホームページを立ち上げることにいたしました。
まだまだ、「箱」ができあがっただけです。これからさらに学び・出会い、そして日々の仕事を積み重ねていき、ホームページを育てていきたいと思っています。よろしくお願い申し上げます。