高知県吾川郡いの町八代地区・森田農園が教えたい、農業の喜び・楽しさ・そして苦労ちょっとだけ

農業女子の”楽”農のススメ

結婚し、農家に嫁いだからこそわかる農業の苦労・喜びがあります。農業の仕事の良さを知っていただき、同じ農業女子と気持ちを分かち合い、さらに「これから農業をしてみたい」と思う方の励みになればと考えています。
喜び・楽しさ・おトク感満載、そしてちょっぴり苦労を綴ります。

伝えたい。「農」のある生活。

需要が0にならない仕事

「食べる」ことは「生きる」こと
人は食べずには生きていけません。
そして、「食文化」という言葉があるように、
食べるということは、単に「空腹を満たす」「栄養摂取」にとどまりません。
「美味しさ」「彩り」「季節を感じる」など、心を豊かにさせる魅力がなくてはならないものです。
大切な人と安全で美味しいものを食べる喜びや楽しみ・・私達の目指す野菜作りのコンセプトはそこにあります。
人が生きている限り、ゼロにはならない・なくならない仕事です。
人の軸に役立てる仕事です。
「お野菜、美味しかったよ!」…やりがいを一番に感じる言葉です。

食事で団欒

自然とともに生きる実感がある

四季に合わせ、天気に合わせ、時間に合わせ…
人の都合より自然の「ご機嫌うかがい」をしながらのお仕事。
悩まされることも多いですが、その悩みも含めて、収穫時には喜びと感謝の気持ちでいっぱいになります。
畑で仕事をしていると、毎日少しずつ様子が違ってくることに気がつきます。温度であったり、日差しの角度であったり、風向き、湿度…さまざまな自然からのシグナルを五感で受けることができます。
ふと見ると小鳥が寄ってきて、思わず笑ってしまったり。
自分自身も、「生きているんだな」と、大地を踏みしめながら実感できる仕事です。

森田農園のみかん山

家族に寄り添える時間を持てる

自然が相手だから「休みがないんじゃないの?」
…ある角度で見れば間違いではありません。
でも、「時間を作るのは自分次第」というのが可能な仕事でもあるのが農業です。
子どもの学校行事にも合わせたり、具合が悪くなったら病院に連れて行ったり。夫婦で上手にやりくりができます。
また、基本は日の明るいうちの仕事ですので、夕方からは家に戻り、家族との時間を過ごすことができます。
森田農園は、現在ファミリーで営んでおりますので、夫婦の会話も途切れません。もちろんケンカもしますが、畑に出て一緒に作業をしていると、いつのまにか笑いあってしまっています。
子どもたちにもこの、仕事に誇りを持つ親の背中を見て育ってほしい…食べ物を大切にし、家族を大切にする。
働くことの苦労と喜びを、きっと実感してくれている…と信じています。

手をつないだ二人

一番に美味しい野菜をいただける

自分たちが食べられないものは人には食べさせたくない…
土づくりから収穫まで…ほとんどの野菜が1年を通じての作業となります。
笑ったり、困ったりしながら得た貴重な実り。
森田家では、その年の最初の収穫は、家族全員が感謝しながら東を向いて(初物ですので!)ありがたく食させていただいております。
その「儀式」を終えると、大切に育てた野菜たちの出荷準備が整います。
農業に従事する者の、ささやかですが最高の贅沢です。

安心・安全だから、写真のように「とれだち」を丸かじり!
もできるんです。

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