「農」のある暮らし

お正月仕事

両親と夫の毎年末の大仕事、しめ飾り作り。

この仕事は夏、藁を選別し天日干しするところから始まります。

しめ縄の仕上がりの大きさによって、縄の重さを測り、半年近くかけて編んでいきます。

12月半ばになると家族総出で橙を収穫します。飾りに使うウラジロ、若葉も。

みかん山に1本だけ残る、樹齢100年と言われるゆずり葉の木にも登ります。

限られた期間でのとても忙しい仕事。

けれど、私はこの「お正月仕事」が大好きです。

来年もいい年になりますように。

来年こそいい年になりますように。

皆さんが新しい年に希望と願いを込めて準備する品を作る、幸せなお手つだいをさせてもらっている。

そんな気持ちになります