なかなかの年季ものです。
昔、森田農園では梨も作っていて、その受粉のための花粉を採る機械です。
今はもっぱら文旦に受粉させる小夏の花で使用します。
脱穀機、で良いのでしょうか?
一応電動で、がんがらがんがらと回っている中に花を入れ、花びらや細かいゴミ、小さな虫(!)を吹き飛ばし、下の箱におしべが残ります。それを3種類のふるいにかけ、最後に残ったものを開葯機に入れて乾燥させると花粉だけが取れる・・・らしいです(笑)
家族の誰も正式名称を知らず、知り合いの農家ではそのまんま「がんがら」と呼んでるそうな。実は私も今年初めて見たこの機械。
機械も、まげわっぱの3段セットのざるも、そして義父の手も。
長年正直にまじめに働いた、どれも素敵で立派な「道具」に見えました。かっこいいです。