高知県吾川郡いの町枝川八代地区の森田農園はしょうがや芋類を中心に、土の良さを活かした農業を営んでいます。

森田農園ブログ

森田農園のドライフルーツが関西にお嫁に行きました。

大阪・東心斎橋のワインバー、アンフォラさんに。

森田農園では急斜面で消毒や草刈りもままならない山で、柑橘8種類を栽培しています。

そのためどうしてもキズができてしまい、A品で販売することができません。自宅で食べたり、知人におすそ分けしたりしてもまだ、キズがあるだけで売れない柑橘。

こんなジレンマを持つ農家の方はとても多いと思います。

この想いをなんとかしたい、と今年からドライフルーツの製作を始めたのです。折しも柑橘、特に温州ミカンの皮に高い抗がん作用があると発表された時期でした。

皮ごとスライスして乾燥させた、ただそれだけ。「消毒できない」デメリットが逆に「皮ごと食べられる」メリットに変化しつつあります。日曜市でも県外のお客様がお土産にと、まとめて買って下さることもあります。

今回、貴重なご縁でつながったこの県外発送。

アンフォラさんでは、吉田牧場さんのこだわりチーズと一緒に提供されるとの事です。

遠い食い倒れの街に、初夏の高知の爽やかな風が吹いてくれると嬉しいです。

 

 

 


なかなかの年季ものです。

昔、森田農園では梨も作っていて、その受粉のための花粉を採る機械です。

今はもっぱら文旦に受粉させる小夏の花で使用します。

脱穀機、で良いのでしょうか?

一応電動で、がんがらがんがらと回っている中に花を入れ、花びらや細かいゴミ、小さな虫(!)を吹き飛ばし、下の箱におしべが残ります。それを3種類のふるいにかけ、最後に残ったものを開葯機に入れて乾燥させると花粉だけが取れる・・・らしいです(笑)

家族の誰も正式名称を知らず、知り合いの農家ではそのまんま「がんがら」と呼んでるそうな。実は私も今年初めて見たこの機械。

機械も、まげわっぱの3段セットのざるも、そして義父の手も。

長年正直にまじめに働いた、どれも素敵で立派な「道具」に見えました。かっこいいです。

 

 


とりあえず年齢は隠してみました(笑)

3月に行われた高知県男女共同参画セミナーで講師としてお話をさせていただいた際、お知り合いになった日本農業新聞の石川さんにお声がけいただき、今日の紙面となりました。

森田農園のHPをご覧になると、結構いろんなことをやっているなあ、と思われるかもしれません。

 

森田農園は地方の小さな小さな農家です。

常勤のパートさんもアルバイトさんもおらず、農地も決して広くはありません。

その農地も10か所ほどに分かれており、山であったり変形地であったり、です。

大きい機械は入らない畑です。細くて狭い山道をことことと登っていく畑です。

でも。

この日本は、そんな農家がほとんどです。

そんな農家が、日本の食卓を支えています。

就農して4年目、どんどん農業が好きになっていく自分が今ここに、います。

たまたまのご縁が重なってここ数年色んな活動をさせていただきました。このご縁を大切にして、典型的な日本の農家の嫁、これからも頑張りたいと思います!

 


野菜の芽の中で何が一番好きかと聞かれたら、断トツ1位はにんじんです。

ほぼ同時期に種を蒔く大根とは違い、芽がでてくるのがとてものんびり。少し出てきた?と思ったそれは、まるで煙か綿帽子のようにふわふわで、毎年の事ながら大丈夫!?と心配になってしまうほど。周りの雑草を抜く時も間違って抜いてしまいそうでとても気を遣います。

それでも大きくなれば収穫時期は長く、長期保存もきく。料理の際の使い勝手も良く色もきれい、栄養もばっちり!1年中なくてはならない野菜の1つ。

願わくば子どもたちにはにんじんのように、ゆっくり、しっかり、唯一無二に育ってほしいなあと思いつつ、日々の暮らしの中では早く早く!育て育て!と急かしてしまいます。いけませんねえ・・・

 

大好きなかこさとしさんの絵本、「にんじんばたけのパピプペポ」。

いたずらだった子豚のきょうだいが栄養たっぷりのにんじんを食べるととても『おりこうに』なって、優しく働き者になるお話。私が子どもの頃にはすでにあった絵本で、子どもたちも大好きでした。森田農園ではそれほどたくさんは栽培していませんが、美味しいにんじんをたくさん食べて、どの子も『おりこう』になってもらいたいものです(笑)


ページ上部へ